背中ニキビはカビが原因だからと言って殺菌だけでは改善しませんよという話
「背中ニキビはカビが原因らしいよ」
「カビ菌は市販薬ではどうしようもないから病院行くしかないよ」
そう言う口コミ、評判をネット上でよく見ます。
背中ニキビはカビが原因である可能性はもちろんあります。
でも、市販薬ではどうにもならないと言うのは間違っています。
正しい背中ニキビの改善方法を、実際に背中ニキビを克服した管理人が解説します。
私は3ヶ月かけて、背中ニキビを克服できました。
- 背中ニキビはマラセチア菌というカビが原因の可能性もありますが…
- マラセチア菌は健常な皮膚に存在する常在菌です
- マラセチア菌を増殖させる肌環境が背中ニキビの原因なのです
- 皮脂の過剰分泌を抑えることが背中ニキビ治療の近道です
- 炎症を抑える効果も背中ニキビには必須です
- それらを満たす「最高」の背中ニキビクリームとは?
- 1ヶ月で明らかに背中ニキビの改善を感じました
- 塗りつずければ背中ニキビは改善するはず
- 背中ニキビに悩んでいる方にぜひ読んで欲しい記事
背中ニキビはマラセチア菌というカビが原因の可能性もありますが…
背中ニキビはカビが原因の可能性は結構あります。
そのカビの名前はマラセチア菌です。
ネットで「背中ニキビ カビ」って調べるとだいたいこの名前が出てきます。
そしてそのような記事を読むと、
「市販薬ではカビは殺菌できないので、治療することが不可能です。」
こんな結論の記事が多いです。
でもこれって実は間違っているんです。
確かにマラセチア菌を殺菌すれば一時的には背中ニキビが改善する可能性があります。
でも完全に殺菌してしまうのはよくないのです。
人間の皮膚にはカビや細菌などの常在菌が健常な肌にも一定数存在します。
そしてそれらがバランスよく存在している状態が、健康な肌なのです。
マラセチア菌は健常な皮膚に存在する常在菌です
マラセチア毛包炎患者の皮膚から検出されるマラセチアの菌種を調べ、人の皮膚に常在する9種類のマラセチアのうち、マラセチア毛包炎に関わっているのはM. restricta、M. globosa、M. sympodialis、M. furfur、M. dermatis の5種類であることを明らかにしました。
しかし、これら5種類のマラセチアは、マラセチア毛包炎のない健常皮膚にも同様に存在していることも確認しています。すなわち、マラセチア毛包炎は、どんな人でも発症し得るものであり、マラセチアの異常な増殖を抑えることがマラセチア毛包炎を防ぐことにつながると考えられます。
引用元:日本メナード化粧品株式会社
ここ最近わかったことですが、
マラセチア菌は健常な皮膚にも存在しています。
正常な量のマラセチア菌であれば、炎症は起こらないこともわかっています。
すなわち適度なマラセチア菌のある状態を目指すことがとっても重要なのです。
マラセチア菌を増殖させる肌環境が背中ニキビの原因なのです
どうしてマラセチア毛包炎(いわゆる背中ニキビ)が起きるのか?
その原因はマラセチア菌の異常な増殖です。
そしてその異常な増殖は、皮脂の過剰分泌によるものなのです。
マラセチアによって起こる炎症が2つの炎症反応によって起きていることを見出しました。
一つ目は、マラセチアが産生する皮脂分解酵素リパーゼ(以下マラセチアリパーゼ)によって皮脂が分解されて炎症物質(遊離脂肪酸)に変わり、炎症を起こす反応です。二つ目は、毛穴の細胞がマラセチアを異物と判断して炎症を起こす免疫反応によるものです。引用元:日本メナード化粧品株式会社
上記引用文献にも記載の通り、皮脂が過剰分泌すると、マラセチアが皮脂分解酵素リパーゼを出します。
そして背中の皮脂が分解されることで炎症物質に変わり、炎症を起こすのです。
また、皮脂が過剰分泌すると、マラセチア菌の絶対量が増えます。
エサとなる皮脂がたくさんあるから、増殖しちゃうんですよね。
その結果マラセチア過多の状態となり、マラセチア毛包炎、すなわち背中ニキビがたくさんできてしまうのです。
したがって対処方法としてはマラセチア菌が正常な量に戻すことが重要なのです。
そのためにやることが、
皮脂の過剰分泌を抑える
これです。
皮脂の過剰分泌を抑えることが背中ニキビ治療の近道です
皮脂の過剰分泌を抑えることができれば、マラセチア菌が増殖しない肌環境を作ることができます。
そうなると次第にマラセチア菌の絶対量が減少し、正常な背中を取り戻せます。
ではどうやって皮脂の過剰分泌を抑えるのか?
それは圧倒的な背中への保湿です。
なぜなら皮脂の過剰分泌は背中の乾燥が原因だからです。
背中が乾燥すると、背中を潤そうと皮脂をたくさん分泌します。
それはつまりマラセチア菌の餌が大量に出てくると言うことです。
したがって背中がマラセチア菌過多の状態になります。
その結果マラセチア菌による炎症物質が背中に大量生産され、背中ニキビがたくさんできてしまうのです。
しかしそこに保湿をすれば、皮脂の過剰分泌を抑えることができます。
その結果マラセチア菌の餌は背中にない状態となり、マラセチア菌の絶対量が減ります。
餌がなければたくさんのマラセチア菌は生きることができないですからね。
炎症物質も少なくなるので、背中ニキビが改善されていくと言うわけです。
だらだらと書いてしまいましたが、要は保湿が背中ニキビには重要と言うことです。
炎症を抑える効果も背中ニキビには必須です
圧倒的に保湿をすればこれ以上背中ニキビが増える原因はなくなります。
しかし、今炎症が起きている背中ニキビは保湿だけでは治りません。
そこで、炎症を抑える成分が背中ニキビには重要になってくるのです。
でもどの成分が有効なのか?
ガチで調べまくった結果たどり着いたのが、
グリチルリチン酸ジカリウム
でした。
『グリチルリチン酸ジカリウム』は、漢方の原料としても知られる甘草の根に含まれる成分で、炎症を抑え、肌荒れやニキビのケアに効果を発揮します。
その特性を生かして、日焼け止めや化粧水、風邪薬などさまざまな製品で使われており、最近はシャンプーなどにも配合されており、頭皮環境を整え、健康な毛髪へ導く効果が期待されています。引用元:資生堂
グリチルリチン酸ジカリウムは漢方の成分。
体にも優しくニキビケアに効果が期待できるものです。
つまりまとめると、
- 圧倒的な保湿成分
- グリチルリチン酸ジカリウム
この2つが配合されていれば、背中ニキビの改善を病院に行かなくてもできる可能性が高いのです。
それらを満たす「最高」の背中ニキビクリームとは?
そんな都合のいい配合クリームなんて…
そう思っていたんですけど、
あったんです!!
それがジッテプラスでした。
ジッテプラスには、グリチルリチン酸ジカリウムはもちろんのこと、圧倒的な保湿成分が配合されていました。それが、
アクシア-トリプルヒアルロン酸
です。
ジッテプラス独自の成分で、保湿力がめちゃくちゃ高いのです。
簡単に言うとヒアルロン酸のさらに上をいく保湿力を兼ね備えています。
したがって、背中を圧倒的に潤してくれるので、皮脂の過剰分泌がなくなります。
さらにはプラセンタエキスという美白成分も配合。
背中の色素沈着にも効果的にアプローチしてくれるのです。
まとめると、
背中ニキビを綺麗にしながら背中まで圧倒的に綺麗になる
ということです。
1ヶ月で明らかに背中ニキビの改善を感じました
最初は全く効果を感じません。
理由は肌のターンオーバーです。
肌が生まれ変わるには1ヶ月程度の時間が必要です。
その間に背中ニキビクリームを塗り続け、肌環境を圧倒的に改善させておくのです。
すると、1ヶ月で私の背中は明らかに変わりました。
- 赤みが圧倒的に減る
- 背中のザラザラ、ボツボツ感が減る
これらを実感しました。
特に赤みに関しては3週間くらいで明らかに見た目が変わりました。
こんなに変わるものなのか…
と驚いたのを今でも覚えています。
それくらいあの変化は衝撃的だったのです。
塗りつずければ背中ニキビは改善するはず
まずは1ヶ月。
おそらくそこでなんらかの変化を感じます。
そして根気よく3ヶ月。
私は3ヶ月で劇的な変化を感じました。
背中ニキビクリームは定期縛りがあるものが多いです。
(私が試したジッテプラスもそうです。)
でもそれって効果が現れるまでに時間がかかることをメーカーも知っているから、そこまで続けて欲しいという願いなのです。
逆に効果が出なければ最短の定期の期限でやめて皮膚科で見てもらうのが良いです。
もし一度も試したことがないのであれば、ぜひ背中ニキビクリームを試してみてください。
背中ニキビに悩んでいる方にぜひ読んで欲しい記事